“重い”は嫌だから、“一途”と言った。

“依存”は寂しいから、“唯一無二”と言った。



「…いーね、それ。俺それ気に入った」



きみは嘘つきで、私も嘘つきで。

だけど、

一緒に見上げた青は
きっと本物なんだって。








「逃げよーか、おれと。
俺はぜんぶ捨てれる。…拐っていい?」




きみと見た空を忘れてしまう私を。
一瞬でもいいから溺れたいと願った私を。


ぜんぶ、ぜんぶ、その青に溶かして。



そして私たちは今日も、

“はじめまして”を繰り返す───。




はじめまして、きみと溺れたかった青。




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