こじらせ処女はイケメン御曹司で生まれ変わる
第3話 もっと頼ってよ
しばらく唇が重なり合って、ハッとして宮下さんを引き離した。

「何なんですか、いきなり。」

「キスしたいと思ったから。」

それじゃあまるで、欲望のままに動く子供みたいじゃないか。

「とにかく、ここは職場です。そういう事するのは、他の場所にしてください。」

「あっ、他の場所ならいいんだ。」

ああ言えばこう言う。

でも、言い返せない。

私は彼に、惹かれている。


「失礼します。」

会議室のドアを開けた時だ。

「今日、18時半にビルの前で待ってて。」

「え?」

宮下さんはクスッと笑った。

「食事に行こうよ。」

また冗談だと思って、私は返事をせずに会議室を出た。


私、こんなにグイグイこられた事ないのに!

どうなってるのよ!今回は!
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