イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
5月こどもの日のイベント
翌日。
生徒会のおたよりが配布された。
隣に居る美蘭が声をかけて来た。
「___なぁ、原」
「ん?なあに?」
「〝今回もデザートを出す予定〟って何を出すんだ?当日の楽しみってこと?」
「んー、そうみたい」
分かっているけど……美蘭にも教えられない。
「てか、一週間後じゃん」
担任の先生のSHLでの話が終わっても私と美蘭の話は収まらなかった。
だって、教室にいること自体久しぶりだから。
「___それにしても、今日は生徒会室にいかなくてもいいのか?」
「うん。ルキさん今日休んだから……」
「そうだったな」
だって……あの後・・・ルキさんはちょっと深い眠りにはいちゃったから。