イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!
3、イケメン達、続々?!
次の日。
私は、元気がなかった。
だって……
昨日の夜のこと___……
家に入ると、お母さんとお父さんが寝室で……眠るように2人ならんで倒れていたのだ。
多分、いや……絶対に蔵木の仕業だろう。
ガチャ。
その時、玄関のドアが開いた。
私は、分かっていた。
蔵木だと。
「おはよ。悪魔の目覚めに(笑)警告だ。羽咋家に関わるとお前の周りが俺の手で死んでいく」
「!!」
「今すぐ、羽咋家と関わるな」
「……」
「黙ってるってことは、……あ。
俺いいこと思いついちゃった。
そんなにアイツらと居たいなら、俺と手を組め。
嫌なら、お前の両親を殺す」
「?!」
「それが、嫌なら。俺と組め」
蔵木は、悪く微笑んだ。