イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!

甘噛み?!



「___キミ。知らない子だね。

迷い混んじゃったのかな?」

「いいえ。そんなんじゃ」

「分かってるよ。美蘭の友達だよね?

名前は……」

「雪乃原……です。お邪魔しています」

「そう。可愛い名前だね(笑)

俺の名前は、羽咋龍一。よろしくね」



「おい。そこで、何している。りゅう」

そこには、美蘭が龍一を睨んで立っていた。

「美蘭。ダメだろ?こんな可愛い子を1人にして。俺みたいな男に狙われるよ?」

「余計なお世話だ」


美蘭は、私を見た。

「原。行くぞ」

「うん」


私は、美蘭とその場から立ち去った。


その後ろ姿を龍一は見つめた。


立派になったな、美蘭。


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