イケメン吸血鬼暴走族の総長は、…まさかの王…様?!

蔵木の狙い



俺の名は、蔵木一郎だ。


ブラット十バラ学園の中にある特棟にいる。


吸血鬼?


魔法?



そんなおとぎ話の話がここ現実世界にあるわけねぇだろ。

そんな夢心地。


バケモンだ、バケモン。


ある日のこと。

俺は学校の屋上にいた。

そこで俺は良いことを思いついた。


家に帰って、弟を呼ぶ。

『おい』

『何』

『ちょっとここに立て。俺の前に』


俺は鋭い刃物で弟を切りつけた。

『っ……なに、するの?』

『俺の言うことを聞け』

『っ___え?』

『いいか、これからいうことをするんだ』


俺は一通り弟に言った。

『___ぼくが?そんな、こと……』

『するんだ。失敗したら……どうなるか、わかるだろ?』

『……』

『そうだ。最初から静かに俺の言うことを聞いてればいいんだ』



あれから、弟はちゃんと実行しているだろうか。





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