一夜がつなぐ運命の恋   ~店長の子どもを身ごもりました~
会えない日々
店長がタイに発ってからあっという間に5日が過ぎた。

現場の状況がかなり明確になり、課題も問題点もはっきりとしてきた。
日本にいても、タイの状況の詳細が分かり、lifeはかなり深刻な状況にたたされていた。

衣料品の原材料に関しては別の倉庫で保管されていて無事だった。
でも、工場は全焼していて、もう一度工場の機能を回復させるためには早くとも半年以上かかる。
そこに加えて今回けがをした職員と、警備職員の保証問題。
そして安全面での地域や国との関係修復など、自社の商品のことだけではなく、ほかにも問題が山積みだ。

私が熟睡している時間に店長からメールが入っていた。

『こっちの後処理に入ることになったから、滞在がもう少し伸びそう。ごめんな。体に気を付けて。ちゃんとご飯食べろよ?』
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