忘れさせ屋のドロップス
お礼とあとがき
最後までお読みくださり、本当にありがとうございました。

離れ離れになっていた遥と有桜が結ばれ、『忘れさせ屋のドロップス』を無事に完結できたこと、とても嬉しく思います。

あとがきを書くのは初めてです。この『忘れさせ屋のドロップス』が、私が初めて書いた青春恋愛長編だからです。

人って、辛いことに限って『忘れられない』。だから、たとえ短い時間でもいい『忘れられたら』と思って、自身の経験を少し含めて書き始めた物語です。


でも『忘れられない』から『幸せにならない』のは、違うと僕は思います。

ーーーー忘れられなくてもいい。


この物語は、過去の『忘れられない』と共存しながら、寄り添いながらも、貴方だけの小さな『幸せ』を見つけてほしい。そしてその小さな『幸せ』を積み重ねて、人生を紡いでいってほしいという願いでありながら、僕の希望でもあります。


いつか、こんな風に、辛い時や悲しい時に、ちょっとだけ、『忘れさせてくれる』ドロップスが、開発されたらいいなぁ…なんて思っています。

拙い物語でしたが、お読みくださった沢山の方々に感謝を込めて。


2022.9.17 遊野 煌


少しの間は、ドロップスと、入れ替わりの『オリオンの夜に』切ない大人の恋愛物語を書いています。冬の物語ですが、良かったら覗いてください。
『相手の幸せだけを願う』がテーマの物語です。
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