間違えてない?私なの?

本当の気持ち

 卒業式を明日に迎えた夜。

 色々悩んだ末、決心をした。
 
 優華の部屋をノックした。
「はーい。」
「優華、話があるんだけど、今いい?」
「うん。いいよ。」
 私は、優華の部屋に入った。

 優華が口を開く。
「明日、卒業式だね。風華と学校通うのも最後だね。」
「そうだね。今まで、ずっと一緒に通学してたもんね。」
「あー、寂しいなぁ。
 で、話って。」
 優華が、話すタイミングを作ってくれた。
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