慣れない私と

君の糖度は何パーセント?

side 紗奈

今日も変わらず蓮斗の家に向かっているのですが…


1つだけいつもと違うところが、、

「ん?」

蓮斗が隣にいる光景が新鮮すぎてついガン見してしまった、

しかもしかも!

さっきから目が合うたびに「ん?」とか「どした?」とか

首傾げて言ってくるのです、、


甘々オーラ全開で。

手繋ぎながら。

私をきゅんきゅん、いやぎゅんぎゅんさせながら。


キャパオーバーになりかけたところでやっと蓮斗の家に到着


ふぃいい!やっとゆっくり心臓休めれる!!!と思いながら

「お邪魔しま~す」

と言ってリビングに荷物いい匂いするし
「ぐぅぇっ」


急に後ろに引っ張られ、なにかに抱きしめられた

「……えええええ!?」

「うるさい

 ……なに」

「ええだだだだだだって、ハグとか付き合って二回目で新鮮だし、

なんか蓮斗めちゃいい匂いするし

どっきどきしちゃうし……はっ」

思ってること全部言い切った時、我に返ったのだ。

やっばい、、はずか死ぬ、、、

何も言ってこないし動かないので、

そーーーーっと蓮斗を見上げてみた

「っ~……!」

「へ?え!?うっそやだ蓮斗顔真っ赤!!

流石に気持ち悪かったよね!?熱出ちゃった!??

えええごめ…」


突然唇に蓮斗のそれが降ってきた
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