心の温度

知恵の相談


知恵さんと2人で後片付けをして、リビングでお茶を飲んでから明日も仕事なのでマンションへ帰る。
悟さんが私たちを送ってくれた。

「お兄ちゃん、彩音さん本当に結婚おめでとう。
私、彩音さんと啓太くんと家族になれて嬉しい。これからも宜しくね! あと…時間がある時に2人に相談したい事があるんだよねぇ。」

「相談? 何だ?困ってるならこれから聞く」
「え、だって2人とも疲れてるでしょう?」
「いいえ、知恵さんの悩みならすぐに解決した方がいいからマンションで話しをしましょう。」
「うん。ありがとう」

悟さんはお父さんとお母さんに、知恵さんと今後の引っ越しの相談をするから少し遅くなると電話した。

私は先に啓太をお風呂に入れて、速攻で寝かしつけた。

「お待たせしました。」

「ごめんね彩音さん。」

「ううん。引っ越しの話しは?」

「ああ、結婚式までの間にお任せパックにして
やろうという事にした。な、」

「うん。私も夜勤とかもあるからさ〜」

「そうだね。」
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