ツンデレ王子とメンヘラ姫のペット契約

結婚祝い

二人はそれぞれ美織に何を送るかという話になり、ペアのマグカップとお皿にしようという話になった。

普通の店にはないので、近くの百貨店に二人は足を運んだ。

雑貨屋に行くと、いかにも美織が好きそうな柄の食器が沢山あったので、二人はすぐに決めた。

お互い会計を済ませ、どうしようかという話になり、和真が自分の家で宅飲みをしようと言い出した。

ひなこはそれはいいなと思い、すぐに賛成した。とりあえず和真が先に帰り、料理の準備をし、ひなこが買い出しに出ることになった。

和真はひなこが買い出しに出ると早速家の大掃除を始めた。和真の家はまだ引越してきたばかりで綺麗だが他にも色々準備が必要だった。

あれでもないこれでもないと部屋中をウロウロしてるとあっという間に時間は過ぎた。そろそろひなこが帰ってくる時間なので最終チェックをと思った時に、ふとベッドが目に入った。

二人くらい寝ることができそうなサイズのベットはいかにも女の子を連れ込める目的のものに見えた。

引き出しからアレを取り出し、そっとティッシュの下に滑り込ませた。使う機会はないかもしれないが、自分だって一端の男なんだからと和真は強く胸を張るのだった。
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