警視庁SP(御曹司)× 花屋の娘
「問題ないです。そういうことらしいのでよろしく」
「なんで?!」
冷静な返事に思わず声を大きくした。
- あらすじ
『天使降臨』雑誌インタビューをうけてから、そんな言葉で有名になってしまった詩乃は、ストーカー被害に悩んでいた。恐ろしさで生活がままならなくなったとき、父親の友人である警視総監の息子、慧と結婚を勧められる。慧は警視庁SPだった。詩乃は慧に、大学卒業するまでの一年間、婚約者のふりをしようと提案される。その間にストーカー被害も解決させ卒業したら婚約を解消すればいいと言われ頷く。