俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する
親父の指示では無かった…。
こっちでもあの女の事は調べ済みだ。
立花不動産社長令嬢、立花璃子25歳、親の会社に在籍しているが、根っからのお嬢様。

金遣いも荒く、男遊びも荒い令嬢に良くいる
タイプの女だった。

『今、高見沢に連絡を取ってみたが……出ない。
後、立花不動産の連絡先と社長の連絡先をメールする。
どうもあの会社は裏の顔がある。気を付けろ。』

「裏社会と繋がってると言う事か?」

『そうだ。
地上げ屋のような汚い真似をしているらしいから、下手に繋がらない様、気を付けていた。』

「分かった…、連絡してみる。」

『おい、翔。お前が直接連絡を取らない方がいい。誰か中に入れろ。
知り合いの弁護士か、誰かいるか?』

「大丈夫だ。弁護士に相談して中に入ってもらうから。」

『ああ、それがいい、慎重にいけよ。
こっちでも探って情報を集めるから、何かあったら連絡する。』

「…ありがとう。」
親父に心配される日が来るとはな……。

電話を切って、早速弁護士に連絡する。

弁護士は早急に動いてくれた。警察には明日連絡するべきだと言われた。
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