私は四歳の時、この家にやってきた。
いつかは恩返しをしよう、例えば『政略結婚の駒』として。
そう思っていたけれど………


「私の結婚相手って、お兄様……?」

そんな結婚なんてできるわけがない!

ところが事故で、お兄様は記憶喪失に。
そこから分かりやすい溺愛が始まった……?


*短編です

あらすじ

遥は四歳の頃に北大路家に引き取られた。
いつかは政略結婚を命じられると思っていたが、何と遥の結婚相手は義兄の浩之だった。
そんな兄と結婚できるわけがない!と家を飛び出したが、浩之が遥をかばい事故に遭う。
そして目覚めた浩之は、記憶を無くしていて……

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