星屑の中から君をみつけた
君はまるで


まだ暑さが残る中、大学3年生の後期授業が始まった。


そして今日は後期になって初めての授業日。日和とも会うのは久しぶりだった。



「うっそ柊さん付き合ったらそんな感じなの⁈」

「しーっ、これ世那くんには言わないでね?絶対怒られる…」

「もうやだ世那くんなんか呼んじゃってー!!」

「いたっ」



世那くんと付き合うことになったと報告すると日和は誰よりも喜んでくれた。


最初は私と同居することを提案した世那くんのことをすごく怪しんでいた日和だったけど今となってはそんな誤解も完全に解けたみたい。



「そういえばlineで言ってたバイトの後輩くんのこと殴っちゃったって話は?」

「ちょ…だから反省してるって」

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