俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する 〜その後のエピソード〜

「お待たせしました。ウェディングプランナーの前島と申します。」
ウェディングプランナーが来たので、
部屋に戻って具体的な話を進めていく。

「今からでも早くて10月、出来ればご準備に最低、3ヶ月は見たほうがよろしいのですが…。ちょっと先の予定を確認してみますね。」

調べてもらったら、10月25日に丁度空きが出たと言う。
「この時期とても人気な季節なのですが、
元々予約されていた方が、奥様がご懐妊したとの事でキャンセルになったんです。」

「果穂の家が大丈夫ならこの日にしようか。俺の方は合わせられるから大丈夫だ。」

果穂は早速、父に電話して聞いてみる。
10月だったら問題無いと了承をもらったので、予約して細かい話しを詰めて行った。

結婚式まで後、3ヶ月。
この間に出席者を厳選し招待状を送ったり、ドレスはもちろん、引き出物や料理、席順、いろいろな事を決めなければいけない。

この全てを自分でやりたいと果穂は言うので、心配しつつも任せる事にする。

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