俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する 〜その後のエピソード〜
何とか無事に唐揚げを揚げ終えて、皆んなで楽しく食卓を囲む。

果穂の家族との食事は翔にとって、
家族の暖かさを感じられる貴重なひと時だった。

翔の家族には無いほのぼのとした優しさが溢れる、そんな普通の家族像がそこにはあった。

果穂が果穂らしく居られるのは、
この家族の温かさがあるからだと翔は思う。
近い未来にこの土地に、果穂と共に住す事が出来たらと密かに思っている。

果穂が果穂らしくいられる場所は、この土地だと、屈託なく笑う果穂を見ていると実感する。
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