殿下が恋をしたいと言うのでさせてみる事にしました。婚約者候補からは外れますね

お手紙攻撃です

【カテリーナ
 最近君の顔を見ていないので、とても寂しく思っています。君に伝えたいことがありますいつでも良いので時間を作って欲しい。ウィルフレッド】



「これは……どうやらお断りできませんね。ねぇノーマン(執事)どうしよう…」
 うーんと腕を組むカテリーナ。手紙をテーブルに置いた。

「お嬢様はウィルフレッド殿下の事をどう思っていらっしゃるのですか?」

 ノーマンは断りもなしにソファに腰掛けます。私が怒らない事をいい事に……でもその方が楽なので座ってくださいよ。どうせ長くなるんです。
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