愛とは決して○○しないこと
同じじゃあなくていい
智也と話し合いをして、喫茶店から雄太と私は同期のみんなの所へ向かった。

「なぁみどり、彼は納得してくれたかなぁ」

「たぶん。もしこれ以上しつこくされたら、訴えてやる!」

「そうだな。もし何があったら困るからさ〜
みどりの携帯の番号も変えて、お揃いの新機種にしよう」

「うん!家族割のプランにしようね。」

「ああ。」

***
レストランでみんなと合流すると、みんなも心配してくれていた。
私も雄太も大丈夫だと話すと安心してくれた。

「じゃあ、チョー!!スピード結婚をした岡安と上条さんの結婚を祝って乾杯〜〜」と東川くんの音頭で乾杯した。

「次は東川と佐野だな。引っ越しの手伝い出来なくて悪かったな。」と雄太。

「それがさ〜三田くんのお友達が2人来てくれて、大助かりだったのよ〜。
ね〜三田くん」

「そうなんだよ。幼馴染で近所だし一緒に柔道の仲間だから頼んだら、ウチの会社の女の子と合コンのセッティングするならOKって言うからさ〜」

「だから、私が総務の後輩に声掛けたのよ。
三田くんのお友達もスポーツメーカー勤務の人と警察官でね。
相手は2人なのに4人も後輩たちが参加したいって言うからお友達にも人数増やしてもらったのよ!」

「あ〜。あの子たち?」と私。

「そうあの子たち」と舞。

「舞。どの子たち?」

「まぁ、仕事より結婚相手を探してる系?」

「ああ〜アイツらな。営業の奴らも嫌がってる。
そう、今回エリート岡安狙いが1人いたろ?
岡安は大丈夫だった?」

「え、誰?そんな子いないぞ。」

「岡安くんはみどりしか見えないからね〜」
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