愛とは決して○○しないこと

☆ローマ

〈ローマの○日〉の地ローマ!

ナポリからローマまでは約1時間のフライトだ。
雄太と空港からホテルへチェックインしてから、
スリ対策もしてコロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘、真実の口の観光に出かけた。

観光客も多いが歩きながら見学していく。
最後の真実の口。

「映画でのあのシーンってね、グレ○○ーペックのアドリブで手を持ってかれる演技をしたらしいの、それでオー○○ーヘッ○バーンは必死に彼の腕を引っ張ったんだけど、
袖から手をパッと出した時のオード○ーヘッ○バーンが可愛いかったなぁ」

「あのシーンってアドリブだったの?」

「うん。らしいよ。
私は、オード○ーが髪の毛を切るシーンとか、最後の王女が新聞記者のグレ○○ーペックを後ろ髪を引かれる思いで歩いて行くシーンは本当にジ〜ンとくるのよね…」

「身分差か…。良かったな俺たち。」

「え〜.、雄太は御曹司だから身分差はあると思うけど、王子様じゃあなくて良かった! へへ」

「この真実の口って元はマンホールだったんだなぁ〜。」

「知らなかった〜。マンホール…なんだ〜」

私たちの順番になり写真撮影もして、今日はホテルの近くで夕飯を食べる事にした。
私たちは、夕飯時にその日観光した写メを2、3枚送る。

「みどり、今日の写真もおくるわ」

「うん。みんなも喜んでくれてるもんね。」
雄太はお義母さんへ私はお母さんとかなえに送っている。
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