愛とは決して○○しないこと

☆ニューヨーク

早朝、ホテルからヒースロー空港へ。

「雄太、搭乗手続きしたら何かカフェで食べようか」

「そうしよう。コーヒーが飲みたいし」
2人はカフェでコーヒーとマフィンを注文して席に座る。

「ニューヨークまで8時間だよね。」

「あ、秘書の勉強しないとヤベェな」

「うん。ハイ！テキストです。旦那サマ」
とみどりがスーツケースとは別の機内持ち込み手荷物のボストンからテキストを出した。

「みどり…やっぱりやらないとダメ？」

「私も受験するから私は頑張るよ？
もしかしたら、秘書室で雇ってもらえるかもしれないし〜ふふふ。」

「え、働くつもり？」

「雄太の何か役に立てるかもしれないし…」

「俺が社長でみどりが第一秘書ならいいなぁ〜
でも、ウチの会社ってさ〜昔から秘書は男ばっかりなんだぜ。」

「え、女性のイメージがあるけど〜」

「婆ちゃんが凄いやきもち焼きだったらしくて、親父が社長になる時もその流れ？　まぁ、親父も徹おじさんも奥さんに誤解を与えない為みたいだぞ。」

「へぇ。」

「だから多分俺も今の秘書室の誰か男性社員がつくんだろうと思うけど…」

「そうなのね…」

登場案内のアナウンスが入り、搭乗待合室に入った。

いよいよニューヨーク〜！！
〈ある○の詩〉、〈ティファニーで○食を〉、〈ナイト○ュージアム〉、〈ウエストサイドストーリー〉
ト○ハンクスとメグ○イアンの〈めぐり逢えたら〉もあったなぁ〜
ニューヨークは3泊だからしっかり堪能したいな。
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