若旦那様の憂鬱
花のお見合い当日(花side)
昨夜、たいした用事もないけど柊君にメールをしてみた。
ちゃんと返信がきてお休みを言い合ってメールを終えた。
今までは、妹ととして必要最低限でしかメールも電話も出来なかった。
だから、それだけで何だか嬉しくて気持ちが上がる。
朝起きたら、
今度は柊君からおはようメールが入っていた。
朝忙しい時間帯なのにメールをしてくれる気持ちが嬉しい。
学校に行く支度を整えて、朝ごはんの支度を始める。
目玉焼きを作っていると、
またメールが鳴る。
『今日は昼過ぎから雪が降るから、
傘とブーツを履いて行った方がいい。』
心配症の柊君らしいと思わず、
ふふっと笑ってしまう。
「おはよう。花、どうしたの?
何か楽しそうね。」
「おはよう、お母さん。
今日は午後から雪が降るって。」
「あら、そうなの。
雪が嬉しいなんて、花はまだまだ子供ね。」
そう言って笑う。
ちゃんと返信がきてお休みを言い合ってメールを終えた。
今までは、妹ととして必要最低限でしかメールも電話も出来なかった。
だから、それだけで何だか嬉しくて気持ちが上がる。
朝起きたら、
今度は柊君からおはようメールが入っていた。
朝忙しい時間帯なのにメールをしてくれる気持ちが嬉しい。
学校に行く支度を整えて、朝ごはんの支度を始める。
目玉焼きを作っていると、
またメールが鳴る。
『今日は昼過ぎから雪が降るから、
傘とブーツを履いて行った方がいい。』
心配症の柊君らしいと思わず、
ふふっと笑ってしまう。
「おはよう。花、どうしたの?
何か楽しそうね。」
「おはよう、お母さん。
今日は午後から雪が降るって。」
「あら、そうなの。
雪が嬉しいなんて、花はまだまだ子供ね。」
そう言って笑う。