公爵閣下、あなたが亡妻を愛し続けるので後妻の私を愛せないというならお好きなようになさったらいいですわ。ただし、言行不一致で私を溺愛するなんてことは勘弁して下さいね

承認、そして祝福

「ええ。それは、このミユの姉です。ギャラガー男爵家の援助をしている為、せめて屋敷で働かせてくれと強引におしかけてきたのです。が、気の毒なことに何者かに殺されました」

 ブレントンの最後の言葉で、彼と宰相の合わさっている視線が「バチバチ」と火花を散らせた気がした。

「それはともかく、このミユはおれが望んで来てもらったのです」

 ブレントンが言い、宰相がチラリと視線を向けてきた。

 が、わたしのそれと合ったか合わなかったで彼の視線はブレントンへと戻ってしまった。
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