茅原珠子(29)は亡き父から
ファッションブランド会社を受け継いだ新米社長
珠子が思いを寄せる幼なじみの沖田優介(29)は
彼女の敏腕秘書
「珠子さんは怒ってる顔もかわいいです」
日常的に好意ともとれる
思わせぶりな発言をされるけれど
「たちの悪い色気だなぁ」
距離が縮まる出来事があっても
彼の本心はわからない
「他の野郎なんて要らないんです。知る必要ないんですよ」
独占欲をあらわにするような発言に
心が揺さぶられて
「俺から離れようとするからこんなことになるんですよ」
ボディーガードでナイトでヒーローな彼と
恋人になれる日はくるの……?
「俺をどうしたいんですか? かわいすぎなんですよ」
25年間片思いをこじらせる不器用な珠子と
いつもクールで飄然と珠子を支える優介の
恋のお話