伊月 沙也はごく普通のOL。
幼馴染の香々見 清登とずっと、つかず離れずの関係が続いていた。
あるとき御曹司である清登に、婚約の話が持ち上がる。
婚約が決まりそうになったことをきっかけに、清登は沙也にある話を提案した。
「俺と付き合ってくれないか。十日でいい」
恋人同士としての、最初で最後の十日間。
素晴らしい時間を過ごし、綺麗に関係を終えた沙也と清登。
だが、沙也のお腹には愛の証がやってきていて……。
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●伊月 沙也(いつき さや)
24歳、普通のOL
●香々見 清登(かがみ せいと)
26歳、昔、沙也の近所に住んでいた幼馴染。
実家は大企業で、御曹司という立場。
●洋斗(ひろと)
1歳半、2人の息子
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完結しました!
応援してくださってありがとうございました^^
これからも楽しんでいただければ嬉しく思います!
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目次
- 最初の一夜、最後の一夜
- 夢と想い出
- ここが日常
- 伏せた写真立て
- 十日間の恋人契約
- 初めてのデート
- 想い出の海
- ディナーは特別おめかしして
- 初めてのホテルディナー
- 美人な婚約者
- 初めてのキス
- 一番素敵な十日間
- 恋人の一夜
- 進む季節
- 発覚
- 夢の卵
- あなたの味方
- 沙也の決意
- これからの話
- 流れる時間はあたたかに
- 産まれてきた息子
- 清登からの招待状
- 謎の訪問者
- もうひとつのシークレット
- 最後の猶予
- 帰り道
- きっと大丈夫
- 再会
- 清登の決意
- すべてを知って
- 清登と洋斗
- この先の道
- 穏やかな雨の日
- 不穏なお客
- 沙也と真悠
- それは積み木を積むように
- 日曜日のはじまり
- 本当のプロポーズ
- これからも、きっと大丈夫
- 二人の誓い
- 二人きりの誓い
- 新しい日々
- 清登の両親と
- 不穏な電話
- 疾走
- 決別
- 花嫁になる日
- 新しい扉