たった3日。
一緒に居ただけで、一生ものの恋をした。
─ 俺に会う時まで
毎日落ち着かなくて……
ずっと、どきどきしてて ─
私の魔法士は、やはり性格が悪かった……
◇◇◇
男女平等を掲げる女王陛下の治世の下で。
斜陽階級と呼ばれる貴族達に変わり、豊かな資金力を持つ商人達が社会に影響を与えるようになり始めた頃。
知り合ってからずっと、憧れていた先輩だった。
なかなかこころを開いてくれないひと。
それでもめげずに、追いかけて、相応しいと、認めて貰えるように努力した。
ようやく、愛称で呼んでくれて『身内』扱いして貰えるようになって。
だが先輩が婚約者に選んだのは私の従姉だった。
それも彼女から私の事だけでなく愛する家族の事まで偽りを吹き込まれていた。
真実がどうであれ従姉を守りたいと言う先輩なんてこちらから決別してやる!
─そして、私は『時戻しの魔女』と出会う─
- あらすじ
憧れていた先輩の誕生日パーティーに従姉と参加した伯爵令嬢のジェラルディン。
サプライズで発表された彼の婚約者は従姉のモニカだった。
交際を秘密にされていた事と共に、実の姉の様に慕っていたモニカの本心を知って、傷付いた彼女が助けた薄汚れた子供は。
実は『時戻しの魔女』だった。
魔女は助けて貰った御礼に一度だけ時を戻してあげる、とジェラルディンを誘うのだが……
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目次
- 第1章 今日、あなたにさようならを言う
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- 3
- 4
- 5
- 6
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- 49
- 50
- モノローグ
- 第2章 いつか、あなたに会える日まで
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