ある日、愛莉は幼なじみの瑞と再会した。

「誰……?」

数年ぶりに出会った瑞は、見違える程の「超絶イケメン」になっていた。
しかも、愛莉のマンションのすぐ近くに住んでいることもわかった。

風邪を引いた愛莉は、偶然、瑞が医師として勤める病院で診察してもらうことになり、胸に当てられた聴診器で、激しく打つ心音を聞かれてしまう。

この気持ちは何?
恋……?
それとも……また別の感情?

そうやって自分の気持ちに戸惑う愛莉に、瑞からのアプローチは止まらない。

「お前は、そんなやつには似合わない。俺が忘れさせてやる」

彼氏にフラれた愛莉に優しい言葉をかけてくれる瑞。その囁きにどうしようもなく心が動き、甘い一夜を過ごした2人。

「私は瑞とは釣り合わない、花が好きなただの地味な女。それに、やっぱり……瑞は私の幼なじみ」

その思いが愛莉を苦しめる。

「一緒に住もう。お前の体調は、俺が毎日管理してやる」

瑞は、そうやって、愛莉の不安な心をどんどん溶かしていく……

大病院の跡取りである瑞と、花屋に勤める恋愛下手な愛莉。
2人を取り囲む周りの人達の言動にも惑わされながら……

何の変哲もない毎日が、まるで魔法にかけられたように、急激に動き出す――


小川総合病院 内科医 菅原 瑞 28歳

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「ラ・フルール」花屋店員 斉藤 愛莉 24歳



ひめか様
素敵な感想、本当にありがとうございます😊
嬉しいです✨


※以前の作品のリニューアル版になります。
加筆修正して、内容も一部変わっています🙇‍♂️
after storyも追加しました🌸

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