敵は悪役令嬢ですか? 違います。むしろ彼が、悪役令嬢の弟でした!
「恋と憧れは別のもの――?」
平民のマリア・ヒュドールは、不運な十六歳の女の子。
その類いまれなるドジのため、なかなか簡単なアルバイトでも長続きがしない。
いよいよ雇ってくれる場所がないと絶望しながら歩いていたら、馬に蹴られて――!
死んだ……!
そう思ったマリアが次に目覚めた場所は、綺麗な貴族のお屋敷の中。
そばには、冷徹で残忍で狡猾な性格だと評判な、テオドール・ピストリークス伯爵の姿が――!
慌てふためいていると、テオドールから、住み込みメイド兼恋人役を頼まれてしまって――?
恋人が出来たことのない私に、恋人役なんて無理なんじゃ……。
だけど、不器用ながらも優しい引きこもりなテオドールのことがどんどん気になっていって……。
彼が人嫌いになった本当の理由は――?(一番上に書いてある)
※小説家になろう、アルファポリス様にもございます
- あらすじ
悪役令嬢の弟・引きこもり伯爵×成り上がり騎士の妹メイド。
二人が結婚するまでの、勘違いで進む恋愛物語。