幼くして両親を亡くした雪乃は、
遠縁で幼馴染の清隆と結婚する。
だが、貧しさ故に清隆は兵士となって村を出てしまう。

待っていろと言われて三年。
ようやく帰って来る彼は、
旧藩主の娘に気に入られ、
村のために彼女と祝言を挙げることになったという。

雪乃は村長から別れるように説得されるが、
諦めきれず機織りをしながら待っていた。
ようやく決心して村を出ようとすると
村長の息子に襲われかけ――

*和風、ほんわり大正時代をイメージした作品です。

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