アマリリスの両親が亡くなり
伯父一家が侯爵家の後継者となった
伯父は優秀な弟一家であるアマリリスたちを嫌っており
双子の兄は養子に出され
アマリリスは使用人同然の扱いになる
アマリリスには公爵家嫡男の婚約者もいたが
従妹に悪女だと吹き込まれ
婚約破棄を宣言されたうえ奪われてしまった
そこで思い切って悪女だと便乗し
国外追放をもぎ取り自由を手に入れるアマリリス
兄とも音信不通なのでひとりで生きていこうとした矢先
なぜか騎士に連行され王城へ向かうと
国王陛下と王太子ルシアンが現れた
「其方に頼みがある。ルシアンの教育係になってほしい」
「……私、稀代の悪女と呼ばれていますので、なにかの間違いでは?」
王太子の腹黒教育係として王命まで下され
アマリリスは断れず新たな生活がスタートする
ところが——
「……ずっと前から君がほしかったと言ったら、信じる?」
「——はい?」
素直すぎる(?)王太子と悪女の才能あふれる令嬢の物語
※冒頭に少しだけ暴力表現があります。ご注意ください。
※タイトル変えました。
旧タイトル
『王太子の教育係〜婚約破棄された悪女をご指名ですか? 王命って、なにかの間違いですよね?〜』
- あらすじ
こちらの作品は小説家になろうで開催された、『第3回アイリス異世界ファンタジー大賞』にて銀賞を受賞しました!
ただいま書籍化に向けて準備を進めております。
詳細が決まりましたら改めてお知らせいたします!
2023.9.23 一括公開
2023.9.28 ファンタジー総合・恋愛1位
目次
- 1話 理不尽な世界
- 2話 婚約破棄されたので便乗しました
- 3話 王城へ連行されました
- 4話 王太子の教育係になりました
- 5話 ルシアンの実力
- 6話 アマリリスの本気
- 7話 明らかになった本性
- 8話 破滅の始まり
- 9話 サイコパス王太子の教育係
- 10話 王太子は愛を乞う
- 11話 証を示せ
- 12話 兄様の行方
- 13話 国王の提案
- 14話 こんなはずじゃなかった
- 15話 王太子の婚約者
- 16話 輝くほどの美しさ
- 17話 王太子のサプライズ
- 18話 翻弄される悪女
- 19話 どんなに足掻いても
- 20話 失いたくない
- 21話 本領発揮
- 22話 想いを乗せて
- 23話 クレバリー侯爵家の惨状
- 24話 それぞれの思惑
- 25話 正当な後継者
- 26話 最愛の婚約者
- 番外編 リリスの幸せを願う