キミの隣に座っていたい

告白

授業のたびに生徒たちからいろいろ聞かれた。

この1日がとても長く感じられた。



放課後

「佐原先生!帰りましょう」

俺がバックに荷物を詰め込んでいる時、水瀬先生に声をかけられた。

「すみません。これから用事があるんで」

と言い放ち、職員室を出て行った。

職員室で男の先生に泣きついてるのかな…水瀬のやつ









車のドアを開けた瞬間

「涼ちゃん!!」

「うわぁ!?」

車の反対側から絢が出てきた。

びっくりした!

「絢!?どうしたんだよ?」

「一緒に帰りたくて…だめ?」

「だめじゃないよ。早く乗って」

そう言うと絢は嬉しそうに、車の助手席に乗った。

「百合子さんの所に行くか?久しぶりに」

「うん!」

車を『lily』の方向に走らせた。







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