BaD
―PROLOGUE―
昔、むかしあるおばあさんの所に、両親を不慮の事故で失ってしまった可哀想な子供がやってきました。

おばぁさんは数年前から一人身で寂しい生活を送っていたため、この少年を引き取ることにしました。


『少年はゲームが
    大好きでした。』


少年はおばあさんにたくさんのゲームやおもちゃを与えてもらいました。

少年はそのゲームの話を楽しそうにおばあさんに話したり、おもちゃをもって外へ出かけたり、とても明るく元気な子供に育ちました。

その少年とおばあさんは今も幸せに暮らしているそうです。




その話をある少年から聞いたその日の午後。


僕の団地から少し離れたところに住んでいる、一人暮らしのおばあさんがいなくなったらしい。


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