おさななじみ
巣立ち
いつものように、朝学校に行く途中。「俺ら今日、用事あっから先帰れよ。」と幸稀が私に言った。私は、すぐに、「何で?用事って何?」と聞き返したが二人は、はぐらかし教えてくれなかった。私は、そんな二人に腹をたて、一人さっさと学校へ行った。そしてランチの時に静香と、もみじに話した。すると静香が「それって、彼女出来たとか?」その静香の言葉は私の胸へ、つきささった。二人に彼女何て考えた事も無かった…。そんな私の顔をみて、もみじが「大丈夫?でもさ、みずなが二人のどちからかを好きって訳じゃ無いなら、なおさら二人に、甘えるのは辞めた方が良いんじゃないかな?二人にも二人の人生ってものがあるんだし…」今日の二人の言葉が頭から離れ無かった。それと同時に心にぽっかり穴が空いたようだった。そして、次の日、静香の予想は的中するのだった。朝私を迎えに来たのは、雲一人だった。「幸稀は?」私が聞くと言いにくそうに「あぁ…。彼女出来たんだ…。」私は幸稀に対して話してくれなかった事にショックを受けた。「雲も?」私は、おそるおそる聞いた。すると雲は「俺は出来て無いけど、まぁいつか欲しいな」と言われた時、もみじの言葉が頭をよぎった。私は、怒り口調で「雲も、彼女欲しいなら作ればいいでしょ。私だって、そろそろ二人から離れたいって思ってたし。」つい言ってしまった。すると雲は何も言わず先に行ってしまった。
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