恋はミラクル 『雪だるまと花屋のおじさんの小さな恋』
序章
人は出会いと別れを繰り返す。

そして人は恋をすると自分を見失いそうになる。



子供と大人の境目は何か?

恋と愛の境目は?

本当の愛とは何なのか?



あの愛は短いが激しかった。

あの瞳はとても儚く。

つかんでも離れていってしまって。

無くしてもまだまだ消せない。

本当の現実に帰れず、

今も彼女を探し続けている。



生まれて初めて恋は素晴らしく、また苦しいものだと本気で思えた。

恋は悶え苦しんでいるときもっとも美しい。

なぜに生きるということは解らない事ばかり増えていくのだろう。

最愛とはもっとも悲しい愛のことを表す言葉なのではないのか?

人は本当の恋をすることによって人生を知る事が出来るのではないか?

多分、自分の力ではどうにもならない事があるから人生を知ることが出来るのだと想う。
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