【詩】永久なる生命の

私はこれからもあなたを

私の大好きだった、あなたを引き継いで

これからも、生きたいと思いました。




あなたのように

  庭に吹く、風のように


あなたのように

  部屋に降り注ぐ、光のように



そして

あなたの娘に産まれたことの誇りを

体の芯にもちながら

しっかりと、生きたいと思いました。



それが、あなたの遺してくれた生命

私に託してくれた未来への生命へ報いることなのかも知れないと

そんな風に思ったのです。





ね?

 そうよね?

  おかあさん?



あなたが教えてくれた

 永久なる生命(いのち)の輪の話を

 今は、何より信じたいと思うのです。



私も、いつかあなたのような母へとなります。



今はまだ、歩き出せずにいますが



いつか、必ず、未来へと




私は
 
 生命を

  未来へ

   あなたの生きた証が永遠なるように

 

新しい生命を育みたいと思います。








そして、命が巡るのならば


 私は又、


   再びあなたの元へ。


  ね、おかあさん・・・

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

Ki・ro

総文字数/2,074

恋愛(その他)4ページ

表紙を見る
【短編】遺り火

総文字数/2,607

恋愛(その他)3ページ

表紙を見る
【短編】紅蓮=その愛のかたち

総文字数/5,445

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop