僕らのヒ・ミ・ツ

廊下の掲示板に貼り出されたテスト範囲を見て、俺は放心状態。

1学期の期末テストの範囲が、ありえなく広い。

物理なんて、教科書半分…。

毎回ギリギリ追試やら補習やら引っかからなかったけど、今回はマズいかも…。

「よー、ヒロ!何つっ立ってんだよ?」


声をかけてきたのは、連れの加藤。
毎回赤点組の加藤は、ハナっからテストを捨ててる。

「お前そんなんでよく2年に進級できたよな?」


「なんでだろうね?まあ期末もなんとかなるっしょ?」


加藤は、かなり能天気な性格だ。

< 4 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop