シィ君のサンタクロース
ハプニング
それからシャンパンで乾杯してパーティを始めた。



二人で作ったお料理。


シィ君は「うまっ」って大げさなぐらい喜んで食べてくれた。


4人分作ったお料理は、結局半分ほど余ってしまった。



後片付けを済ませた頃、シィ君から声をかけられた。



「千春、風呂はいってくれば?」


「え! 先入っていいん?」


「ええよ。っていうか、一緒に入る?」


「ええ!」



真っ赤になって顔をブンブン横に振ると


「嫌がると思った」


って、シィ君はくすくす笑ってた。



< 27 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop