トゥルー ラブ
過去
手術から一ヶ月後私は退院した


病院をでると、大学の友達やサークル仲間が迎えてくれた


当たり前だけど、そこに和哉の姿はない


でも、一瞬和哉を探す私がいた


みんな笑顔で迎えてくれた


「愛歌、退院おめでとう。」


それぞれが声をかけてくれる


でも・・・


私の心は晴れやかではなかった


和哉がそばにいない現実を、未だ受け止めることができていなかった


< 26 / 206 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop