恋する少年 2nd
恋する少年

★YUSAKU★






ぽかぽか、夢心地。


もう時間的に起きなければ駄目だけど、
毎朝俺はこの誘惑に勝てない。



もうすこしだけ・・・・・・

そうおもってもう一度をつぶる。





ピンポーン・・・・・・




うわぁ・・・・・来た・・・

玄関のドアの開く音がして、
階段を駆け上がってくる足音がだんだんと近づいてくる。



来るな。
もう少し待ってくれ・・・・・・



そんな俺の願いも虚しく勢いよく、
部屋の扉が開いた。






「勇作ー!
もう学校だってば!おーきろー!!」



「うっせなー!!
毎朝、毎朝来んじゃねーよ!」




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