キミと、世界の果てまで。



寛司…、今、どこに居るの?


生きているよね?

また笑って、あたしの名前を呼んでくれるよね?




「助かる方法が、あるの…?」



「ミライが協力してくれるならある。ミライも、ミライの大切な人達も、地球も、全てが助かる方法が…」




レンはあたしを抱きかかえたまま、力強く頷く。


そんなレンを、信じたくなってみた。

地球で暮らしていたたくさんの人を、救いたくなってみた。




「レン、あたしに教えて」



「それは、この世界を救う、そういう意味の決意か?」



「もちろんよ!あたしだけが生き残る世界なんてイヤ!この世界を救って、あたしは大切な人と、かけがえのない時間を過ごすんだから…!」




レンの身体に、必死に縋る。


お願いだから、力を下さい。

あたしに、大切なモノを守れるような力を下さい、レン。




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