shooting star~願いごと~
陽平にメールを送った。



『今日のお昼、昨日の公園で待ってます。

       紗樹』



ちゃんと…言うから。









そして、お昼。



公園に陽平が来た。









『…よぅ!』


『おはよう…。』


『ごめんなw待った?』


『だいじょうぶだよ^^』


『昨日の答え…決まったの?』


『…うん。』




紗樹は自分の気持ちを話した。







『あのね、昨日の…すごく嬉しかった。

 こんなに紗樹のことを見てくれてありがとう。


 

 でもね、陽平とは…付き合えない。


 
 中途半端な気持ちのまま陽平と付き合っても、きずつけちゃうから。


 …ごめんなさい。』










『そっか^^;

 でもさ、俺にもまだ可能性あるって思っていい?

 俺、そんなに軽くないし…きっと、すぐにとか諦められないし。

 紗樹は、いいとこいっぱいあるんだから…自分だけで、抱え込むなよ?

 気持ち聞けてよかった。ありがとなw』





そして、お互い家に帰ったんだ。





3月の半ば。



寒い日のことだった。
< 99 / 107 >

この作品をシェア

pagetop