幸せの契約
大学に着く

犬居さんと黒木さんとはここまで


「では、お時間になりましたらお迎えに参ります。
何かありましたらいつでもご連絡ください。」


「はい。
じゃ、いってきます。」


「行ってらっしゃいませ。マイロード。」


右手を胸に当てて
犬居さんが頭を下げる


私は
これから始まる大学生活に胸を弾ませていた
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