【実話】ただ、普通の幸せがほしかった

光差す場所

手術が終わってから、私は、夢も希望もなくし、生きがいまでもなくしていた。

まるで、抜け殻のようだった。


「これから何を目標に生きていけばいいの?
もう私には、夢を追いかけることなんてできない…」


病院のベットから外を見る日々が続いた。


そして、手術から
10日後、退院が決まり久しぶりに実家に帰った。


実家に帰っても、
部屋にひきこもるばかりだった。


無気力でため息ばかり繰り返していた。

ある日、テレビを見ると一つのニュースが私の目にとびこんできた。

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