幼なじみ〜first love〜
遊也―side―
――…ピンポーン♪
インターホンが鳴り、俺は目を覚ました。
いつの間にかソファーの上で眠ってしまったらしい。
頭がボーッとしている。
ピンポーン……――
時計を見ると、ケンが帰ってからまだ、1時間半ほどしか経っていなかった。
テーブルの上には、空の缶ビールが5、6本転がっている。
一気にビールを飲んで、眠ってしまったらしかった。
ピンポーン……♪
「うっさいなぁ〜何度も…こんな時間に誰やねん……」
ガチャ……―――
ドアを開けると、サル…いや、ケンが立っていた。
「よっ!」
ケンの笑顔を見たら、美々とよりを戻したんだとわかった。
「よっ!…って、さっき帰ったばっかやんけ…何しに来たん?」
俺が気だるそうに言うと、ケンの後ろに隠れていた美々が、ひょっこり顔を出した。
「遊也っ♪久しぶり!」
高校を卒業してからも、ケンとは連絡とっていたけど、美々と会うのは、卒業したぶりだった。
「久しぶりやなぁ〜美々っ!…つか、おまえら…」
「心配かけたけど、俺ら仲直りしたから」
そう言って、美々の肩を抱くケン。
「よかったやん…まぁ〜おまえらの事は、何も心配してへんよ?」
「ヘヘッ♪」
ケンも美々も満面の笑みだった。
「はいはい、ごちそーさん。んで?イチャこくの見せびらかしに来たんちゃうやろ?」
俺の言葉に、顔を見合わせる二人。
「…蒼くんのことで来たの」
美々が俺の前に立ち、静かに言った…――。
インターホンが鳴り、俺は目を覚ました。
いつの間にかソファーの上で眠ってしまったらしい。
頭がボーッとしている。
ピンポーン……――
時計を見ると、ケンが帰ってからまだ、1時間半ほどしか経っていなかった。
テーブルの上には、空の缶ビールが5、6本転がっている。
一気にビールを飲んで、眠ってしまったらしかった。
ピンポーン……♪
「うっさいなぁ〜何度も…こんな時間に誰やねん……」
ガチャ……―――
ドアを開けると、サル…いや、ケンが立っていた。
「よっ!」
ケンの笑顔を見たら、美々とよりを戻したんだとわかった。
「よっ!…って、さっき帰ったばっかやんけ…何しに来たん?」
俺が気だるそうに言うと、ケンの後ろに隠れていた美々が、ひょっこり顔を出した。
「遊也っ♪久しぶり!」
高校を卒業してからも、ケンとは連絡とっていたけど、美々と会うのは、卒業したぶりだった。
「久しぶりやなぁ〜美々っ!…つか、おまえら…」
「心配かけたけど、俺ら仲直りしたから」
そう言って、美々の肩を抱くケン。
「よかったやん…まぁ〜おまえらの事は、何も心配してへんよ?」
「ヘヘッ♪」
ケンも美々も満面の笑みだった。
「はいはい、ごちそーさん。んで?イチャこくの見せびらかしに来たんちゃうやろ?」
俺の言葉に、顔を見合わせる二人。
「…蒼くんのことで来たの」
美々が俺の前に立ち、静かに言った…――。