‡比翼の鳥連理の枝‡

距離


昨日が嘘みたいに学校にくると現実に戻される。

『将…お前どうしたんだ?』

話しかけてくる声すら耳に入らなかった。

『おいっ!!!』


悟が俺の肩を揺さぶる

『あ~…何の話だっけ?』

笑いながら聞くと、ため息をつかれた。

『恋の病かよ?』

悟が額に手をあてて聞いてきた。


恋!??俺は恋したのか??
いや…違うと思う。

ただ気になってるだけだからな。

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