みかん白書~描きかけの私の描きかけの恋~
★製作ノート

ハイ、製作ノートです。ホントは記念すべき10作目となることから、別の作品を予定していたのですが、前作『東京エトランゼ……』の最終話を書いているあたりで、太宰美佳が目の前をウロチョロしはじめましたので、先にこの作品を執筆することにしました(笑)

ちなみにタイトルの“みかん”には主人公・美佳の名前、未完成、そしてフルーツのミカンの三つの意味があったりします。

そして各章のタイトルは作家・太宰治の作品タイトルを元ネタにお借りしています。


私は以前、ケータイ小説好きの友達から「(誰の作品を読んでも)みんな死んでしまう」って言われたことがあります。

人の生死を扱えば、そりゃあ劇的なドラマになるとは思うんですが、それはある意味“卑怯”なことだと思っています。だから自分が書くときは極力登場人物を死なせないつもりでいて、私の作品の中では『恋舞曲……』以来、2回目となる登場人物の死でした。

当初、一葉が死なないエンディングも用意していたんですが、それだとまるで“粉末スープを入れずに食べたカップラーメン”みたいに味気なかったので、今回はアナザーヴァージョンのエンディングでUPしました。

友達の死という重い内容を扱うため、トーンを少しでも軽くさせる意味で、はんなりとした京都弁を使わせていただきましたが、ネイティブの方が読まれて「この言い回し、おかしいんとちゃうか!?」って思われましたら、どーぞ、ご指摘くださいましm(__)m


コピーされた自分の絵がコンクールで賞をもらったというエピソードは実体験です。でも私はオトナではないので、贋作を描いた相手のことを、ぶっちゃけまだココロのどこかで許していないような気がします。

だからこの作品の中で書いたことは“そーいうふうに考えてみようよ♪”っていう自分へのメッセージでもあるわけですね(汗)


最後になりましたが以前書いた『ひとり恋~マイセルフパラダイス』が“Seventeen5月号”で紹介され、たくさんの方たちに読んでもらえて本当に感激しています。

そーいえば本作品中で出てきた『檸檬白書』というコミックは『ひとり恋……』の中でも出てるんですが気づいた人っています?

これからも感想返し100%で頑張りますので、群青あおいをよろしくお願いします=^_^=
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