「ちょっとぉ、聞いたわよー」

大学の学食で、杏が言った。

「喜一君と付き合ってるんだって??」


なんで知ってんの?

あたしは疑問に思ったが、ひとまず置いておいて、

「まぁね」

とだけ言った。

「いつから?」

「前の合コンの帰りに告白された」

あたしは頭の中でその場面を思い出していた。


「はやーい!」

大袈裟に手をたたく杏に、あたしは苦笑いした。

「そう言う杏はどうなの?高三重くんとは」

「うん、結構いい感じだよ」

なんだ、人のこと言えないじゃん。


そう思ったけど、言うのをやめた。

色々めんどくさいからね。


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