ヤンデレ双子に愛されて



「でも、一日じゃ食べきれなさそうだね。んー、結構多いなぁ。頑張るか」


「おまえ……。頑張るかで成立しないこともあるだろうが。

二日、三日かけて食べればいい」


「そう?香我美だからかなりのハイペースでいけると思うけどな。まあ、食べた後に考えるか。

じゃあさ、その間の保存はどうする。中は何かしなきゃ、流石に腐るよ」


「肉を腐らせないものなんて、もう家にあるだろう。――さ、再開だ。口じゃなく手を動かせ」


「はいはい。綺麗な香我美をずっと愛でるために頑張りますよ。――ついで、兄さんも愛でてあげる」


そう言って右桜は今度こそ、左桜の顔についた血を拭った


香我美の血だからと、味わうかのように舌で拭き取り


照れた左桜に押し退けられたのは言うまでもない


< 93 / 112 >

この作品をシェア

pagetop