先輩は俺の幼なじみ☆
★いつもの朝



「翔~、この荷物持って?」


『はいはい…。』



亜優の家の玄関を開けた瞬間の第一声はこれ…。



同じ高校で、幼なじみだから、いつも学校に一緒に行ってる。



本当は飛び跳ねるくらい、亜優といれることが嬉しい。



だって、好きな人と一緒に学校行けるんだから。



でも、



絶対俺のこと、弟くらいにしか思ってない…。



「なにモタモタしてんの?置いてくよ~。」



長い間ボーっとしていたらしく、結構遠くに亜優がいた。



『あ、今行く。』



< 1 / 166 >

この作品をシェア

pagetop